旅行先で活躍するハイヤー利用

タクシーとの違いには、営業形態の違いや車両の外観などの違い、そしてサービスの内容も異なってきます。さらに、タクシーは、専用の料金メーターがあり、ハイヤーには料金メーターそのものは設置されていません。それというのも、タクシーが区間によって料金が上昇してくるのに対して、ハイヤーの場合は時間を貸し切るといった形で営業を行っていますので、料金メーターそのものが必要がないというのがその理由です。そのグレードの高さと高級感から、タクシーのように気軽に利用できないと考えるのは、少し早急だと言えるでしょう。

一昔前までは、国内でのハネムーンが主流で、別府や熱海などの温泉地は、新婚旅行客などで多くの賑わいを見せていました。当時は、現代のように交通網も整備されてなく、同様に旅行代理店によるツアーも、旅先のバリエーションが少なく、それほどサービスも充実しているとは言えない状況でした。そこで、活躍していたのが、観光地でのハイヤーで、現在でもそのメリットはかなり大きいといえます。まず、車を自分で運転する必要がないというのも大きく、慣れない場所での道先案内も慣れたもので、ガイドのように簡単な説明までしてくれます。

車好きの方であれば、自家用車で目的地まで行き、自らの運転で観光地を回るといったことも考えられますが、慣れない土地での運転や観光地巡りは、カーナビがある現代においても、かなり疲れてしまうものです。食事やトイレのたびに場所を探し、ようやく見つけたガソリンスタンドが、閉店していたといった最悪のケースもあり得る話です。そこをいくと、ハイヤーの場合、運転者自らがプランナーとして、旅先の工程やスケジュールをすべて管理してくれます。また、車内サービスとして、Wi-Fi設備、ACインバーターやスマートフォン用充電器など、完備していますので何かと安心です。

ハイヤーの運転者は、車の運転に長けているだけではなく、接客業のプロとして真心のこもった接待がその魅力です。また、プランナーとしての能力もあり、事前に目的地と希望の観光地を相談しておけば、それを一つのプランとして練り上げ、スケジュールを組んでくれますので、旅先でのレンタカー利用などの煩わしさからも解放されます。さらに、海外の知人など、利用者側がコミュニケーションをとらなくとも、語学力のスキルのあるプランナーであれば、通訳いらずでかゆいところにも手が届くというものです。